昨日飲み過ぎたためか若干二日酔い。それでも朝風呂と朝食でかなり回復。グリーンホテルモーリスというところだが朝食バイキングもメニュー豊富だったし、部屋とかも綺麗でかなり良いホテルだった。
8時過ぎにホテルを出まして、国道9号を東に。途中の浜田市で石見千畳敷を見た。
脇道に入って目立たない所にあるのですが、逆に空いていてほとんど貸し切りに近く、地形も面白く見応えがありました。
それから山口に来て思うのは日本海が直ぐに見られるのは良いですね。
熊本も海はありましたが、有明海で内海でしたので見渡す限りの水平線では無かったので。
もちろん太平洋でも良いのですが、向こうが見えない海って本当に海って感じがしますので。そう考えると熊本からだと大分側に行っても瀬戸内海だしで内海多かったかな。
その後は道の駅などで休憩しながら大田市へ到達。途中は寄り道した分、高規格道路があったりで到達時刻は寄り道しなかった時とほぼ同じ。
ここで石見銀山行く前に最後のポイントとして、仁摩サンドミュージアムへ。
ここは砂、特に砂時計をモチーフにした美術館。中には世界一の大きさの一年砂時計がありまして他にも砂を使った色々な展示がありました。
砂時計って意外と奥が深くて、大きくなると上下で温度差があると砂の落ちる速度が変わるとか、粒子の大きさや穴の大きさも色々と計算が必要で勉強になりました。
でも砂時計って時間を可視化しているようでよくよく考えると不思議なものですよね。
その後は内陸に向かい、今回の一番の目的地、石見銀山へ。
世界遺産センターにクルマを止めて、まずは世界遺産センターを見学。
因みに石見銀山は何故かWAONで支払いが出来て、更に払うと団体料金が適用されて安かった。
世界遺産センターでは当時の銀の精錬方法や当時の鉱山での暮らしぶりなどが出ていた。
他にも重要な資金源だから、当時の武将達も石見銀山を支配したがっていたことも書いてありました。
センター見学後は、バスで大森地区へ。ここは鉱山が展示されている鉱山地区と昔の町並みが残された大森地区がありますが、昼食がまだだった事もあって大森地区へ。蕎麦を食べたが美味しかった。島根まで来るとうどんでは無く蕎麦が出てきますよな。
その後は石見銀山史料館や旧熊谷家などを見学。
町並みも昔のままをしっかり残していて、自動車と電気がある以外は昔のままという印象でした。ただ、住むとなると色々と大変だろうなと思った。
じっくり見学して、鉱山地区への入り口まで。ここからはバスも何もないので、徒歩になるのですが徒歩だと50分くらいかかるとのこと。丁度レンタルサイクルがあったので借りました。登りがキツイから電動もあるよと言われたが普通のにしたが、本当に鉱山の入り口までは登りが続いてきつかった。。
自転車でも15分くらいかかりました。
鉱山では昔の手堀のままの坑道が残されており、見学。
炭鉱の大昔バージョンみたいな感じで電気も無いので排水や送気などで苦労したようですね。石見銀山が世界遺産になったのは、他の銀山は産業革命後も産出を続けたので発破したり、入り口や坑道が広げられたりしているそうですが石見銀山は明治以後はほとんど掘らなかったので手堀の坑道などがそのまま残っているのも評価の対象だったとのこと。
帰りは下りで快調でしたが、途中に清水谷精錬所跡なども見学し、もとの入り口まで。
そこで自転車を返す前に、五百羅漢も見学。五百体の羅漢は圧巻でした。
これで石見銀山の観光は完了。雲行きが怪しくなった時もあったが、雨にも当たらず良かった。帰りのバスも直ぐ来て世界遺産センターの駐車場まで。
鉱山、大森両地区を見ると4時間とあったが、自転車で時間短縮を図っても4時間かかったな。
後は帰路。帰りは高速で帰る予定なので、内陸へ入っていき川本を経由して浜田道の大朝インターまで。交通量も少なく、ゆっくりドライブ出来ました。高速入ってからは中国道、広島道、山陽道と帰路。渋滞も無く。日が長いのはドライブも楽でいいですね。
途中の中国山地では雨が降っていたが、観光中に当たらず良かった。
高速道路の方が速度も速いが線形も直線的に設計されているので、速く着くなぁ。
帰りは3.5時間くらいで着きました。帰りがけにガソリン入れたり、買い物して帰ると20時近く。
帰ってからは安着祝いで、飲んだくれてしまいました。
寝たのは日付が変わってから。
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