快晴、ESE5m/s mimt3℃ maxt15℃
今日は良い天気のうえに暑いくらいの気温。
コートもいらなかった。
そういえば、合格発表の日も、入学式の日も、こんな晴天だったな。
今日は卒業式の日。そして、学生としての通学も今日で終わりにしようと思っています。
朝は、スーツを着て、10時前に家をクルマで出ました。両親も見に来るというので、乗せて出発。10時半過ぎには大学に。
クルマは式が終わったら両親が乗って帰ることに。
式は11時半から一時間。無事に終わりましたが、最後に大学を代表する曲が流れた時には、これで学生生活も終わりかと少し感慨深い感じが。こういう感じになったのは初めてだな。普段から無感動な上に、卒業式なんかでは感動なんてした覚えがないので。。小、中学では、あー終わりか。ですし、高校は国公立後期試験を控えた人もいて、そんなこともないし。大学なんかは、すぐ大学院だったしな〜。。
でも、流石に今回はこれで、北海道生活も終わり、18年間続いた学生生活も終わりというわけで。しかし、人生80年としたら1/4も学生だったのか。無駄したな。。
その後は、研究室に戻ると、後輩が言うに、昨日、先生が私が帰ってから来て、試料の整理をみて、これじゃあ明日は帰らせられんとか言ったとか。。というわけで、わかりやすい様に整理。といっても、ごちゃごちゃになっていたのは重要性の低い試料が少しだったので、1時間もせずに終了。
その後は、学食でメシ。今日は一人で。
学食も今日で終わりか。
食後は、証書授与式。専攻長から手渡されます。会場は専攻で一番大きい教室ですが、ここは私の大学受験の受験室。始まりと終わりは同じ場所か。
更に今年度は専攻長=うちの教授というのも巡り合わせか。
無事に授与と記念撮影。
その後、お世話になった先生に挨拶回りと研究室の同期のみんなとお別れ。みんなは、急いで今日の飛行機などに乗るそうで。だって、今日までホテルを借りたりだったそうですから。私は実家なので、その点、楽させてもらってますな。
あらかた、挨拶もすませ。あとは、構内で開かれる卒業祝賀会に出て帰ろうと思い、教授も行くそうなので、一緒に行こうと思ったら、後輩たちが「今生の別れです」とか言い出して、やれ写真だ、やれ昨日まで帰省していたそのお土産食べて行ってくれだの言い出すので、別々に行くことに。
更に研究棟の玄関まで送ってくれて、そこでまた写真とか言い出しまして。
流石に無感動な私でも講義時代から6年間、研究室に入ってからは3年間毎日のように来た研究・講義棟ともお別れ。更に、バカみたいに見送るこいつらともお別れと思うと、笑顔が作れず。
写真機を向ける後輩が「もっと普段のように笑ってくださいよ〜」とか言うのですが、渋い表情で精一杯。でも、君のぞのエンドじゃあないけど、最後だからこそ、こいつらと同様笑顔だと思って、何とか笑って写真撮影。
よくよく考えると去年、先輩が去るときにも逆のパターンだったけ。
見送りを後に、少し遅れたので急いで祝賀会会場へ。こちらでは、ビールを片手に、大学の友人とかと「どこに赴任だ?」などなど話をしつつ。
あと、酒の勢いか湿気た感じはかなり減りました。
それから、挨拶すべく、うちの教授のもとへ。すると、その前に他の先生もいたので、挨拶も。特にレポートで迷惑をかけた先生がいたので、挨拶すると、「社会だと再提出してくれる人はいないからな」と訓示。
あとは、うちの教授と話などを。
何だかんだ言って、世話になりっぱなしだったからな。
お礼やら、なにやら言いたいことは、たくさんあるけど、酔っていることもあってか、どうも上手く出てこず。でもそれは何となく、先生も同じ感じ。まぁ最後までこんな感じか。
しかし、大学生活も長いようで短かった。
まぁいつでも終わると短く思うものですが。
しかし、高校までは堅物だと自分では自分を思っていましたが、大学に入って、いろいろな人に会ったりして、ある意味、もっとも自分が良い意味で変わったと思います。
また、研究室生活は大変だったけど、先輩や同期、後輩、そして教授、助教授に囲まれて、研究だけでなく人付き合いとかいろいろなことを教えてもらったと思います。
どっかの予備校のCMじゃないけど、楽しい記憶は忘れるけど、苦しかった記憶は後で思い出すと思い出になる的な話はあると思います。
それから、大学は入るのが苦しいけど出るのは楽とは言いますが、高校時代ももちろん様々な理由で退学する人がいましたが、大学ではそれいじょうに退学、休学する人が多かったです。実際に知ってる人でも何人かいます。もちろん事情はいろいろあると思いますが、私は無事で卒業でき幸せでした。
そうして、最後の挨拶は専攻長のうちの教授。最後にいきなり、これは終わりではない。スタートだ!と。短く一言。まさにその通りだ。これはスタートだ。終わるのは死んだときだ。
少し遠い地下鉄駅までわざと歩いて、最後の余韻を踏み締めてから、地下鉄で帰宅。私の大学生、大学院生としての生活はこれにて、完。他のみんなの行く末にも幸多きことを。
でもこの先のことは神のみぞ知るというかんじですかね。しばらくはまた、みんなと別れて一人でレールを走り続けたいと思います。
そうさ、進学の都合で高校もtomgoくらいしか友人は無しでスタートだし。大学はゼロだった。常にそんなものだ。
家に着くと17時。祖父母などにも証書を見せたりして、夕食。
夕食後は酒が抜けてきて疲れて、23時頃には寝ました。
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