鳥取:晴れ、NNW3m/s mimt22℃ maxt32℃
旅の間は施設の開館時間に合わせるために早寝早起きになりますが、この日は鳥取へ移動しなければならないので、特に朝早くに起きました。5時半起き。
部屋で朝風呂に入って、身支度をして、ホテルで7時から始まる朝食を取るとすぐにチェックアウト。
松江駅へ。この日も天気予報は雨。
朝は雨こそ降っていませんでしたが、どんより。
今回の心残りの一つは、三日間も滞在しながら晴れた松江市内を見ること無く、帰ることが残念ですね。
そうして、松江→米子へ移動ですが、移動に利用した列車名が「通勤快速」。英語表示でも「Tsukin rapid service」。。
まさか旅行でまで、こんな列車に乗るとは。
とはいえ、快速な上に、乗り継ぎも非常に良いのですよ。
その上、ほとんどの乗客は松江で降りてしまったので、中はスカスカ。特急の車両を使っているので、広々、そして速い。
とまぁ、東京とかのラッシュとまでは行きませんが、S市の通勤時間の地下鉄を想像していた私としては異常に良い乗り心地に満足を通り越して、神降臨!
そうして、米子では5分程度の待ち合わせで、快速鳥取ライナーに乗車。
このまま鳥取まで乗ってもいいのですが、途中でちょっと由良駅で下車しました。
ここは、コナンの原作者の方の出身地だそうで、「コナン通り」があるのです。
(フォトギャラリー参)
むしろ、私的には鬼太郎よりもコナンの方が見慣れている感じがしました。
それもコナンは7時半というゴールデンにやっているんで、今でもたまに見る番組が無いと見ることがあったりしますんでね。丁度、晩ご飯時ですから見ながら食べたりという感じで。
因みに余計な話ですが、好きなキャラは阿笠博士と灰原哀ですかね。
どちらにも一度、弟子入りしたい(苦笑)(マテ
発明万歳〜。
ただ、次の列車が20分ほどとあまり時間に余裕が無かったので、コナン大橋までで終了。奥までは行けませんでした。
でも、これを逃すと小さな駅なので、次は1時間後。なので、逆を言えば20分の間隔は珍しい方なんですよ。
と言うわけで、走って次の列車に乗りました。
乗った普通列車は、11時過ぎくらいに鳥取着予定。
由良から更に1時間ほど乗るので、列車時刻表を見たり、鳥取のガイドを見たりしてました。すると、途中で向かいの席に座ってきたおばさんが、話しかけてきまして。
私が大きなリュックを持っていたので、「遠くから来ているの?」と聞いてきたので、「ええ、遠いですよ」というと、その方も「私も遠いところ出身」だとのこと。私がS市だというと、その方は元々数年前まで北海道の旭川に住んでいたそうで。旦那さんの転勤に合わせて、住み慣れた旭川を離れたそうで。北海道の話をしたりすると、懐かしそうに喜んでました。
まぁこういう出会いも良いものですな。
因みに私が話しかけられるまでMP3を聞いていたもので、私を題材に川柳を作られていました。今頃、井戸端会議で話題になっているのでしょうか。
そうこうしていると、鳥取へ。結構、時間がかかりましたが、鳥取と米子って120km位あるんですね。それこそS市と旭川くらいか。まぁ結構かかるのも納得。
それで、列車が対向列車待ち合わせの関係で少し遅れたので、砂丘行きのバスにギリギリで滑り込み。
荷物はロッカーに預けるつもりでしたが、時間がなくて叶わず。
そうして、荷物を持ちながら砂丘へ行きまして。到着。
鳥取市街地からは意外とそんなに離れていない所にあるんですね。
来ると否応なしに気分が高まります。
フォトギャラリーの様な風景が広がっています。
因みに最初の天気予報は雨でしたが、この日は良い方に予報が外れてくれて、写真のようにほぼ快晴。砂丘を見るのにはもってこいでした。
しかし、せっかく来たので、砂丘を散策したいので、まずは装備の確認。
砂丘内の詳細な地図を入手するために砂丘情報館へ。地図とともに鳥取の詳細なガイドを買っていなかったので、それも無料のものを入手。
それから水。昼食は食べる時間が取れないのは仕方が無いにしても、水が無いと大変。
自販機で水とスポーツドリンクを購入。
水だけだと電解質が不足しますし、スポーツドリンクだけだと体内に比べて濃いので、水に対して0.5位の比率で取ると一番効率的です。
因みにスポーツ選手とかだと薄めたりとかするそうですが、私的にそれだと味がマズかったので、腹で薄めることにしてます。。
これを購入して。いざ出陣。
出発した土産店などのある付近の地点こそ、人が多く、足跡も多数あって賑やかですが、そこから少し移動すると、ほとんどの人はすぐに帰ってしまうようで、人はほとんどというか、全く居ません。
もちろん道路も少し遠いですが見えますし、人も見えますが、だいぶ歩くとホントに一人の世界。
そこは砂丘というより将に砂漠。
フォトギャラリーのような風景が広がります。こちらでも前日まで雨が降っていたようで底に湿った砂があるようで、歩きやすいですが、それでも疲れます。短靴なので、底には砂も入りますし。
でも最終日ですし、せっかく来たので、気にせず歩きましたがね。それにたまたま履いてきたのが、普段履いている運動靴で、安い代物なので、遠慮無く歩きました。
裸足という選択もあったのですが、逆に靴を履くときの作業が面倒だったので、やめました。
しかし、ホントに砂漠を歩いている感じでした。標識の杭が所々にあるのですが、歩いていると見失うこともしばしば。
距離感も松林などとの距離である程度わかるものの、心許ないですし、何より結構勾配があって、思ったよりも大変で多い上り下り。
日本に居ながら砂漠体験しましたよ。
オアシスやすり鉢なんかも途中にあったりで楽しめました。
最後は子供の国入り口というバス停付近まで歩きました。約2時間くらい歩いてましたよ。もう汗だく。また、この日に限って30℃overですし。。
因みに、この日以外は幸いに25℃以下だったので暑さが苦手な私でも楽でした。
でも地元の人の会話を聞いたりしていると、最低気温が20℃くらいなので、涼しいを通り越して寒いとか言っている人もいるんですよね。。
私だと最低気温が20℃を下回らないと暑いのですがね。。
まぁそんな訳で、帰りは最寄りのバス停から市街まで行きまして、博物館のそばで下車。本当は浦富海岸とかも見たかったのですが、砂丘を見終わった時点で、14時過ぎだったので間に合わないので無理でしたので代わりに市街で観光することに。
まずは鳥取県立博物館を見学。
学生は無料なんですよね。
一応、私もまだ学生なんで無料でした。
子供向けの内容でしたが、砂丘の出来方とか砂丘の生態系などやオオサンショウウオなどは結構詳しい説明で面白かったです。
それから松葉ガニが実はズワイガニだと言うことも実は初めて知りましたよ。
山陰で取れると松葉ガニって呼ぶんですね。
その後は、仁風閣などを見まして、駅へ戻りました。更に回ろうと思えば回れたのでしょうけど、暑さと砂丘の散策でもうオツカレ〜(マテ
でしたので、流石に諦めました。
あとは、駅前で非常に遅めの昼ご飯を食べたり、飛行機に搭乗へ向けて荷物の整理などをしていたりすると、結構良い時間。
あとは帰りの飛行機の時間までバスターミナルで少し休憩。
その後はバスターミナルから鳥取空港行きバスに乗って空港へ。
空港で最後に土産を買っておきました。
勿論、酒も買いましたが、空港の土産店でお勧めを聞くと最初は日本酒を勧めていたのですが、迷っていると焼酎もあると言うのですよ。どうやら、最近の焼酎ブームで焼酎も作っているようですが、私の場合は何でもOKですし。焼酎も良いのですが、本当に味として美味しいと思う酒は私的には日本酒なんで、結局日本酒を買いました。
あとは、友人にやる分とかをテキトーに買いました。
それで、セキュリティーチェックを受けたのですが、これが最近のテロの影響かかなり厳しくて。まぁ確かに厳しいのは安全上仕方がないのですが、そのうち欧州の様に液体持ち込み不可とかになったりしたら、飛行機の旅が必須な北海道在住の私のような人間にはちょっと、楽しみが減るし、面倒臭くなるなと思った次第。
全く、人の迷惑になることはするなというものだ。ってそんなの通じないか。。
まぁ何だかんだで、無事に搭乗しまして、羽田へ。この日は鳥取で何かの学会があったようで、その帰りの方で満席でしたね。帰りもA320でしたが、米子の時と違って液晶が付いてました。
羽田着。
帰りの便は乗り換えに1時間ありまして、これは時刻表の問題もあるのですが、それ以外にも何故1時間あるのかわかりました。
帰りも羽田に着くとバスで移動。
バスだとボーディングブリッジよりも時間がどうしてもかかります。もしや、旅行センターの方は、この余裕も考えていたのか。
と言うわけで、乗り換え待ち時間も思ったより長くありませんでした。
帰りの便はA○Aの新千歳行き最終便。
乗り込む時には周りも真っ暗。
帰りの羽田→新千歳はB777-300でした。
周りは金曜の最終便ということもあって、背広姿の東京からの出張帰りと思しきビジネスマンで、ほぼ満席。皆さんオツカレの様子。そんな中、土産を抱えた観光客。
またまた浮いてるな〜。
まぁいいですけど。
この便では焼酎の特集のオリジナル番組を流していたのですが、これは帰らないと酒が飲めない私への見せつけですか〜。というのは半分冗談ですが、そんな気分になりました。因みに周りのビジネスマンの方には、さすがにこの時間の便では直帰のようで、機内販売のビールを飲んでいる人もいましたね。
私も飲みたかったのですが、家に帰れば半分くらいの料金。。と思うと学生では、サービスのお茶やコーヒーで我慢ですな。
そうしていると、新千歳着。22時に到着です。そこから接続の高速バスに乗車し、地下鉄駅へ。まだ23時少し前で、地下鉄がやっているので、地下鉄に乗って最寄り駅で降りて帰りました。
帰ると23時半。疲れたな〜。
冷蔵庫を覗いて適当に晩ご飯を食べて、メールのチェックを軽くして寝ました。
そうそう、例の「もしらばファンブック」と「ドラマCD」は前日に届いたそうで、部屋にありました。
もちろん未開封。まぁうちの家族はこういう点については、何だかんだで、みんなマジメだなといつも思いますがね。
とまぁ、今回はかなり渋めの山陰などという地域を観光した上に、移動が多くて回りきれなかった所も多かったですが、結構楽しかったです。
良かった点は、人が少ないという事ですね。特に観光客が少ない。
オフの時期の平日というのもありますがね。
観光地側としては本当は良くない事だと思いますが、私のようにあまりゴミゴミした観光地が好きでは無い人間には、結構お勧めです。
ただ、コンビニとかが少ないのにはホント、最後まで苦労しました。
他には私の様な若造よりももう少し歳行った方が味がもっとわかっていいのかな?
と言うのが少しですかね。
それから、山陰は山深い感じなので、鬼太郎や小泉八雲の怪談などがよく合っている感じなのは、行ってみて本当にそう思いました。
でもどちらかと言えばマイナーな感じではありますが、新たな発見も多くて楽しい3泊4日でした。
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