上海:晴れのち雨、NW7m/s mimt17℃ maxt27℃
さて、この日は朝一の航空機で北京から上海へ。しかし、朝5時起きはツライ。。
んで、朝食は良いのですが、アレ。。券が。。
父親と自分の分は私が管理していたのですが、どうやら、どさくさでどっか行った模様。。
やべー、と思ったらガイドさんの機転で、券を数えずに何とか。。
ところで、こちらのサービスとかはうんたらというのは、昨日までの日記で書いた訳ですが、こちらはと言うと、クルマにしても何にしても何と言いますか、譲るという事が無いのですよ。
トイレとか、会計って日本の場合は、一列に並んで先頭の人からでしょう?ところが、そんな事をしていると向こうではすぐに間に入られます。クルマだって、車間距離はキュウキュウ。んで、クラクション鳴らして割り込むのが中国流。。私みたいな人間じゃたぶん運転無理。。
レストランでもそうですよ。特に朝食のバイキングとかでは、何故か皿が置いてある席と置いていない席があるのですよ。つまり、準備中なのに開けたりしてしまうのですよ。。更に皿が無いのに補充されないとか。。
そこで、他の人の行動を見ていたら、何と空いている席から皿を持って行くでは、ありませんか。。つまりは、そこまでセルフサービスと。
昨日は面を食らいましたが、郷には入れば郷に従えとは言ったもの。今日は私もそうさせてもらいましたよ(苦笑)
んで、6時頃には出発。空港にはかなり早く着きましたが、またもや煩雑な搭乗手続きに時間がかかり、だいたい搭乗はピッタリでした。それから空港職員も英語が出来ない人が多いので、現地のガイドさんも通訳を兼ねて本当に最後に全員がボディーチェックを通過するまで見ていてくれるのですよ。いやはや。
それから、北京の現地ガイドさんとはここでお別れ。
その後は飛行機で、上海へ。
それで、この時の国内線だけ、他と航空会社が違っていたのですが、ここの会社の乗務員さんは英語がキチンと出来て、私の変な英語でも通じる上に、かなりサービスも良いし、何より乗務員さんが美人多し(マテ
とまぁ、一部は見る観点が違いましたが。。
よかったですよ。飛行機もエアバスでしたし。流石は「国際」航空公司つまりはインターナショナルなんでしょう。きっと(笑)
ところが、びっくりしたのが、国内線のそれもエコノミーなのに、何と朝食が出るのですよ。。これなら、朝のバイキングいらないじゃん。
因みにお粥とザーサイでしたが、中国ではこれが、一般的な朝食らしいです。(へぇー)
味は、シンプルながら、先日の訳の分からん機内食よりも美味しかったです。
ただ、地元の人も結構乗っていたのですが、驚くのが、まずは鍵をかけないでトイレに入るんですよ。。
お陰で、Vacancyだから空きかと思いきや。。とまぁ、何のための表示かと言うことと、シートベルト着用のサインが出ているのに歩き回る人の多いこと。。
こう言っちゃ何ですけども、飛行機に初めて乗った。的な人が多い気がしました。
んで、そのうち、上海空港へ。上海には国際空港と国内空港があるようですが、降りたのは国内空港でした。
んで、降りると。暑い。。
昨日の北京は生憎の雨でしたが、逆にガイドさんによると雨だと涼しくて良い、晴れだと40℃近くになるとか言っていましたが、上海は曇りがちな晴れなのに、ホント暑かったです。それから飛行機は定刻で到着したのですが、交通機関が定刻で着くのは日本くらいとの話はありますが、中国もご多分に漏れず、結構遅れる事が多いようです。
んで、バスに乗ると今度は、上海の現地ガイドさん。ですが、このガイドさんかなりのプロなようで、新前さんを3人くらい引き連れて、ガイドをすると言う話。
更に日本に何度も行っているらしく、日本との違いとかについても話しながら、ガイドしてくれたので、勉強になりましたよ。
んで、最初に上海は絹が特産だそうで、その製造工場兼お店へ。そこでは布団とハンカチなどの製品を売っていまして、確かに日本から比べると安いのですが、思ったよりは高い。すると、ガイドさん曰く。
やっすいそこらへんの奴は全部偽物ですよ。ここは、私と観光会社とかが責任を持ちます。とのこと。つまりそこら辺のは偽物なんですか〜。。更に詳しく聞くと安い物のほとんどは本当にレーヨンとかの違う物だとのこと。日本と違って偽が多いのでホント気を付けてねと言われましたよ。。
因みに母親と妹はスカーフなんかを父親がシャツなどを買ったりしてました。
市価よりは高いかもしれませんが、見分ける能力のない我々には、まぁ偽がない保険的な感じで考えれば、OKですよ。
んで、そこのずぐそばで昼食だったのですが、何と言いますか、上海は北京と違って比較的早い段階で、経済特区とかで改革開放された為か、北京に比べてあか抜けていると言いますか、店のサービスなどはだいぶ上に感じました。
んで、その後は土産物店にも行きましたが、ここでも違いを実感。主に日本人とか裕福な観光客相手というのはあるのかもしれませんが、会計が別だって話はしましたが、北京では勝手に行ってきて。って感じだったのですが、キチンと一緒に店員さんが着いて来て、一緒に最後までやってくれるんですよ。この辺は、違いを感じました。
その後は河川敷でフォトギャラリーの写真を撮ったりしまして、豫園へ。ここは上海で有名な園だそうですが、市街地あるので、小さく感じたのと、ガイドさん曰く、次の日の蘇州でもっと大きいのを見られるので、早く終わりました。
しかし、問題は、この園よりもこの園の周りの商店街。日本で言うところの市場と言いますかそんな感じなのですが、何と人の多いこと。。更にスリとかも多いとか。。
ここで、現地ガイドさんが新人を多数連れてきた理由が分かりました。日本のガイドさんも入れて総勢5人ではぐれないようにしてくれたお陰で何とかかんとか。。いやはや疲れた。。更にそこでも少し自由時間的なものがあったのですが、ガイドさん曰く食品は現地の人用で日持ちしない。お土産は偽物多数。とのことだったので。。大人しくしてました〜。
んで、その次は南京路という繁華街を散策しました。こちらは、混んではいますが、何と言いますか、先ほどの商店街とは道行く人の身なりからして違うのですよ。
日本の商店街に近い感じで、麦当芳もといマクドナルドやらスターバックスやら、など欧米、日本などの向こうからすれば外資系の店が沢山。とはいえ、そんな所は別に日本でも入れますし、中国で日本製品を買っても仕方が無いので、散策をして終了。
因みにこちらは、歩いている層が層なんで、治安も比較的良いみたいです。
んで、それが終わると、次は上海雑伎団の公演を見に。本当はもう少し遅い時間だったのですが、中国も連休らしく、二回公演するそうで、現地ガイドさんが早い時間のに交換してくれたそうで。
んで、一番後ろの席だとの話なので、何故前で無いのか聞くと、あの人達は人間ではありません、見てみれば後ろの席で良かったと思いますとのこと。
見てみると確かにそれは、実感しましたよ〜。ホント、スンゲー人が沢山。
今すぐ、オリンピックの体操とか出られそう。。それから後ろの方が意外と視野が広くて確かに良かったです。
んで、それが終わると夕食。夕食では、ショウロンポウと呼ばれる点心、つまりは肉包みと言いますか、これが美味しいとの事だったのですが、確かに食べると中から肉汁と言いますかがジワーっと来るんですよ。美味しかったです。
んで、その後はナイトクルージング。
ここでは、本当は並ばないと乗れなかったらしいのですが、例のピーナッツで並ばずに乗れますた。ホントこっちは、これが多いんですな。。ま、お陰で、楽な事は楽なんでこっちとしては良いのですが、少し複雑。
んで、景色の方は本当に綺麗でして、上海の球のあるテレビ塔とか、全面がテレビになるビルとかが見えるのはもちろん、反対側には旧英国領地のクラッシックな建物とかもあって、綺麗でした。
ただ、上海は海沿いなので、下流な訳ですが。。川が半端ではなく汚い〜。
アレなら、北海道の川で一番汚いと思われる、石狩川河口(最大河川の河口なので、汚れてしまうのは仕方がないのですが。。もちろん上流は綺麗ですよ)の方が、10000倍くらい綺麗ですよ。というか下水処理場の処理後の廃水の方が綺麗と言った方がいいでしょうか。
こう言っては何ですが、下水そのままって感じでしたよ。排水基準とかの整備が未発達なんでしょうね。その為の技術も。
とまぁ、そんな感じでしたが、楽しめまして、船を下りてバスに戻ろうと思ったのですが、人が一杯、クルマも一杯で一苦労。
バスに戻ってから、現地ガイドさんに「日本の観光地はどこも綺麗で整備されていて、混んでいてもこんな風にはならないですよね。ホント、これは中国の観光地の問題です、ごめんなさい」とか言われましたが、まぁガイドさんに謝られてもな〜。
しかし、他にも色々と話を聞きましたが、ホント中国は貧富の差が酷いらしくて、日系などの外資系企業社員(ガイドさんも日本の旅行会社の下請け地元会社で同じらしいですが)は、日本円換算月収25万くらい。向こうの物価は日本の1/3以下らしいので、日本だと100万円でしょうか。対して、そこらへんの労働者は、日本円換算月収3000円。。
うひー。
それに日本のテレビで取り上げられる、中国の優秀な技術者とかは本当に良い大学とか出たホント一部でほとんどは下層だという話だとか。。
なので、なかなか日本の様には行かないそうです。他にも一年前くらいの反日デモとかも、こういった下層の人の政府に対する不満の代わりに出ているとか、いう話も言っていましたね。
なので、ガイドさんが言うには、ちゃんと給与のある人の大部分は、親日派も意外と多くてうちなんてクルマはホンダアコード、エアコンはパナソニックで、他の友人含め日本製品サイコーだと誰しも思ってるとか言ってました。
それにもし本当に不満があったとしても暴力的なあんなのは、本当に恥だとか言ってまして、もし何かあっても話し合いで解決が一番とか。いやー、たまたまこういった人に当たったとか、日本人観光客相手の商売だというのもあるのかもしれませんが、実際に行ってみると百聞一見にしかずで、勉強になりますな。
んで、その後はホテルへ。この日は旧上海J○Lホテルだそうで、確かに、先日までの北京のホテルよりも設備は良かったです。
水回りも日本ほどでは無かったですが、かなりよかったです。
それから売店がありまして、日本のビールも売っていたのですが、せっかくなので、地元のビールを買って飲んだりしたのですが。。
うーむ、こっちのビールは度数が3.5%くらい。どうにも5%くらいの日本のビールに慣れていると、シャキッと来ない気が。
でも、これもこっちでしか味わえないので、中国流ということで。
この日は、寝たのは0時頃でした。。
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